TOKYO PRO Market(とうきょうプロマーケット)とは、東京証券取引所が解説する日本で唯一のプロ投資家向けの市場です。
東証一部、東証二部。新興企業としてのマザーズ、ジャスダックに続く第5の市場として注目されています。元々は、TOKYO AIM取引所として2009年に東京証券取引所とロンドン証券取引所の共同出資により設立されましたが、2012年に合弁は解消され、東京証券取引所の完全子会社となりました。
2011年6月10日に、TOKYO AI取引所は医薬品開発のベンチャー企業「メビオファーム」の新規上場を受理し、同年7月15日に初のTOKYO PRO Market上場企業となりました。
市場としての知名度はまだ高くありませんが、2017年の段階でTOKYO PRO Market上場企業は20社ほどになり、注目度を高めています。プロ投資家向けなので、一般の投資家の売買はできませんが、上場メリットとして、資金調達の優遇、新規採用に有利に働く等、様々なメリットを持っています。
株主も1名で上場することができ、「上場をしたいけれど、家族的経営は辞めたくない」という経営者にとっては最適の市場となるでしょう。
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