TPM上場を目指す経営者へ:フィリップ証券株式会社代表取締役社長下山均氏インタビュー

―社長のキャリアについて、教えてください。
下山均代表取締役:日本興業銀行に入行したのが最初のキャリアです。いまのみずほ銀行ですね。入行したときから、漠然と「大きな仕事をしたい」と考えていて、自然と証券業務を志すようになりました。証券業務は扱う金額が大きいですからね。

2002年、日本興業銀行、富士銀行、第一勧業銀行の分割・合併によりみずほ銀行ができます。その後もみずほ銀行で働き続け、最終的に米国みずほ証券副社長やみずほセキュリティーシンガポール社長などを任せていただくようになりました。そこでお会いしたのが、フィリップグループのオーナーであるリン・ファーミン氏。ぜひ、フィリップグループの日本法人を立て直してほしいということで、話を受けフィリップ証券株式会社の代表取締役に就任した。そういう流れですね。

―フィリップ証券株式会社とはどんな会社ですか?
どんな会社か理解していただくためには、当社の歴史を聞いていただくのが良いでしょう。もともと、現在のフィリップ証券株式会社の前身として成瀬証券株式会社という会社がありました。創業130年くらいになる老舗というような企業で、株式市場ができた頃からあった会社なのです。

15年ほど前、フィリップ証券株式会社はこの成瀬証券株式会社を買収したのです。そして、グループ会社のPhillip Financials株式会社と合併。それがいまのフィリップ証券株式会社が生まれた経緯です。

私が代表取締役社長に就任したときに始まったのが、このTOKYO PRO Market(以下、「TPM」)の仕事だった、そういう流れですね。

―フィリップ証券株式会社が、TPM上場支援に力を入れる理由は?
我々がTPMを取り扱っていこうと考えたとき、まだTPM案件は1件もありませんでした。東京証券取引所から依頼されるかたちで、1件目を扱っていったのですが、もちろんどの証券会社も扱ったことのない未知の案件です。でも、ここで未知だからといって案件を断ってしまうのは簡単ですが、やはり新しいことを始めなければ会社としてダメだろうと。そういった経緯から、TPM案件を取り扱うようになったわけです。

最初はもうアントレプレナーの精神でした。支援業務がある程度体系化・ルーティン化できたのは最近の話で、最初の5件くらいまでは情熱だけで上場させたようなものです。もうそれからは9年が経とうとしています。

―フィリップ証券株式会社と他社の支援会社との違いは?
まず、シンガポールを中心に世界16カ国を展開しているグローバルなグループであるということ。例えば、アメリカでの株式公開やアジアでの株式公開などもグローバルに対応できる。これがまずひとつの大きな強みです。単に日本の市場だけでなく、国際市場についても熟知しているという点です。多くの証券会社は、ある意味「国」専門ですから。例えば、HSBC証券は基本的に香港のみだとか。

加えて、やはりTPMを専門的に扱ってきた唯一の証券会社というのがやはりTPMに関しては最大の違いでしょう。大手証券会社が取り扱かってこなかったTPMという市場のかゆいところまで手が届く証券会社。そう思ってもらえるとわかりやすいかと。

ちなみに、当社はフィリップグループの日本法人ですが、「本部」に「報告」のようなシステムはなく、あくまで独自に動いているという点も、スピード感のある理由だと考えています。

―TPM上場を目指す経営者に伝えたいことは?
TPMの場合、IPO=ゴールとはなりません。TPMはあくまでスタートであって、次のステップをぜひ目指してもらいたい。つまり、TPMに上場することによって、大きな信頼を得て、より事業を拡大してほしい。そういうスタンスで取り組んでほしいと思います。そのために、当社は財務や法務のデュー・デリジェンスをきちんとやりますから。TPMに上場すれば、もちろん反社会的勢力とは微塵にも思われませんし、ガバナンスがきちんと効いているということは、世間にも一目瞭然になります。良い会社の称号がもらえる。そう考えてもらっても良いかと思います。

大きな会社になるには、一度立ち止まる必要があるんです。ただ闇雲に拡大を目指したら、必ずどこかでボトルネックにぶつかります。例えば、20代までは全力で生きてきた。そしたら30代では一度健康診断を受けて、心身ともにチェックをしてみる。そして、より強靭な身体になって、拡大していく。TPMはそんなイメージで捉えられるとよいかと思います。

別の表現をするなら、TPMは2段ロケットのようなイメージでも良いかもしれません。第1段はオーナーの爆発力。2段目はTPMという促進装置。そうすれば、ロケットは宇宙空間まで飛んでいく。そのようにイメージされても良いかもしれませんね。

プロフィール:下山均氏

1956年生まれ。東京大学経済学部卒業。フランスHEC‐ISA経営大学院卒業(MBA)。日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行後、米国みずほ証券副社長やみずほセキュリティーズシンガポール社長を歴任。現在、フィリップキャピタルグループ(シンガポールの大手金融グループ)の日本法人、フィリップ証券の社長。

本記事をお読みになり、具体的にTPMの上場を考えたい、あるいはより具体的なTPMの内容を伺いたいという経営者のために、現在パワーコンテンツジャパン株式会社ではフィリップ証券株式会社執行役員脇本源一様との面談のお約束のお取次をしております。面談料は特にかかりませんが、近い将来TPMに上場を検討している(決定でなくても構いません)経営者に限り、無料で面談の機会をお作りさせていただきます。脇本様とのご面談をご希望の場合は、下記フォームにご記入の上、内容を送信してください。弊社担当社員より、お会いする日程の調整をさせていただければと思います。

※面談の場所は、原則として東京(フィリップ証券株式会社)になります。ただし、すでにTPMに上場することをある程度決めている場合は、出張させていただくことも可能ですので、その旨送信フォームにご記入ください。
※アポイントのお取次は、経営者またはその企業の幹部の皆様に限ります。士業、コンサルタントとのお取次は致しませんので、予めご了承ください。
※パワーコンテンツジャパン株式会社は、フィリップ証券株式会社の正規紹介契約企業です。


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(取材・構成:横須賀輝尚)
記事製作者プロフィール
WORKtheMAGICON行政書士法人 代表社員 特定行政書士
パワーコンテンツジャパン株式会社 代表取締役

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